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予防接種

当院の予防接種について

当院の予防接種について大阪淀屋橋消化器・内視鏡クリニックでは、患者様がかかりやすい感染症の予防のため、様々なワクチン接種を行っております。
高齢の方や抵抗力の弱い方は、感染症にかかると重症化するリスクが高まります。
肺炎球菌ワクチンやインフルエンザウイルスワクチンなどの予防接種で、病気から身を守り健康な毎日を過ごしましょう。
風疹など、定期接種も実施しております。
接種をご希望の際は、お手数ですが事前に当院までお問い合わせください。

事前のご予約

事前の予約当院では、患者様が安心して毎日を過ごせるよう、インフルエンザ、肺炎、B型肝炎などの各種予防接種を行っております。
ワクチンは種類によっては、在庫を確保するためにお時間をいただく場合がございます。
そのため、お電話またはWEBでのご予約をおすすめいたします。
ご予約なしでお越しいただいた場合、ご希望に添えない場合もございますので、ご了承ください。

予防接種の効果と副反応

予防接種の効果と副反応予防接種は、ウイルスや細菌に対する抗体を作ることで、特定の病気から身を守るための注射です。
ご自身の健康を守るだけでなく、周囲への感染拡大を防ぐという重要な役割も担っています。
当院では、インフルエンザワクチンや肺炎球菌ワクチンなど、様々な種類の予防接種を実施しております。
接種をご希望される場合は、お気軽に当院までご相談ください。
なお、ワクチンは在庫状況によってご希望に添えない場合がございます。
来院前に、お電話または当院ホームページからご予約いただきますようお願いいたします。

予防接種の効果

ワクチンは、無毒化あるいは毒性を弱めたウイルスや細菌を用いることで、病気の予防を目的としています。接種により体内に抗体が作られるため、実際にウイルスや細菌が侵入した際に、それらを排除しやすくなる効果があります。
その結果、発症を防いだり、重症化を予防したりすることが可能になります。

予防接種の副反応

ワクチン接種後には、注射部位の発赤や腫れといった副反応がみられることが少なくありません。
また、発熱や頭痛が生じるケースもあります。これらの症状は通常、1 日から数日程度で改善します。
しかしながら、稀ではありますが、アナフィラキシーのような重い副反応が起こる可能性も否定できません。事前に説明を受けた症状と異なる場合や、症状が重い場合、または症状が長引く場合には、速やかに当院にご相談ください。

当院が取り扱う予防接種と費用

予防接種の種類

当院では、様々な予防接種に対応しております。
小児の予防接種は行っておりませんので、あらかじめご了承ください。

インフルエンザワクチン

インフルエンザは例年、11月から翌年3月頃に流行します。
流行前に予防接種を受けておくことが大切です。
ワクチンの効果が現れるまでに通常2週間程度かかり、効果は約5か月間持続するといわれています。
そのため、10 月中旬までの接種をお勧めします。
13 歳未満の方は2回接種が必要です。
1回目の接種から2~4 週間あけて2回目を接種します。
13歳以上の方は通常1回の接種ですが、受験を控えているなど、インフルエンザ感染のリスクをより減らしたい場合は、2 回接種することで予防効果を高めることができます。
2回接種する場合、1回目と2回目の間隔は1~4 週間です。
インフルエンザワクチンの副反応として、注射部位の腫れ、熱感、痛みなどがみられることがあります。
まれに、アナフィラキシー症状が現れることがあり、接種後30 分以内に起こることがほとんどです。

肺炎球菌ワクチン

日本人の死因第5 位である肺炎は、予防接種で防ぐことができます。
高齢の方は肺炎にかかると重症化しやすく、注意が必要です。
肺炎による入院は長期化しやすく、体力低下や認知症のリスク増加、糖尿病、心臓病、脳卒中などを引き起こす可能性があります。
肺炎球菌には93 種類の血清型が存在し、定期接種で使用されるニューモバックスNP(23価肺炎球菌莢膜ポリサッカライドワクチン)は、そのうちの23種類に対して効果があります。
これらの23 種類は、大人の重症肺炎球菌感染症の約7割を占めているため、すべての肺炎を防ぐことは難しいものの、ある程度の感染予防および重症化予防効果が期待できます。
ニューモバックスNPに加え、13 種類の血清型に効果があるプレベナーというワクチンもあります。
なお、肺炎球菌ワクチンの効果は約5 年間持続し、その後は効果が減弱していきますのでご注意ください。

麻しん風しん混合ワクチン

妊婦さんが妊娠初期に風疹にかかると、赤ちゃんに深刻な障害が出てしまう可能性があります。
また、大人の方も風疹にかかると重症化するリスクがあります。
当院では、妊婦さんの周りの方が予防接種を受けることで、そうした事態を防ぐことを推奨しています。

A型ワクチン

A型肝炎ウイルスへの感染を防ぐには、予防接種が有効です。
海外に行く機会が多い方や、慢性的な肝臓の病気をお持ちの方は、積極的に接種をご検討ください。

B型肝炎ワクチン

B型肝炎ウイルスへの感染を防ぐには、予防接種が有効です。
母子感染や注射器の使い回し、性行為などで感染することがあります。

帯状疱疹ワクチン

50歳を過ぎると、体の免疫力が低下し、水痘・帯状疱疹ウイルスが再活性化しやすくなります。
その結果、帯状疱疹を発症するリスクが高まります。
過去に水ぼうそうにかかったことがある方も、加齢とともに免疫力が低下するため、予防接種で免疫力を強化することが大切です。
50歳以上の方を対象に、帯状疱疹の予防・重症化を目的とした予防接種を行っています。

水ぼうそうワクチン

水ぼうそうは、予防接種によって発症リスクと重症化リスクを大きく考えることができます。
1回の接種で、約8割の方が感染を防ぐことができると言われています。

おたふくかぜワクチン

おたふく風邪は、ムンプスウイルスによっても感染する病気で、幼稚園や学校などで集団感染することがあります。
特に思春期以降は、合併症のリスクが高まるため注意が必要です。
卒業までにおたふく風邪にかかっていない方、またこれまで一度も気にしていなかった方は、予防接種を受けることをおすすめします。

子宮頸がんワクチン

・HPVワクチン4価 ガーダシル
・HPVワクチン4価 シルガード
12歳から16歳(小学校6年生~高校1年生)の誕生日を迎えるまでの間は、公費で子宮頚がんのワクチンを接種できます。
対象年齢のお子様をお持ちの方で、接種をご希望される場合は事前にお電話ください。

予防接種の費用

種類 1回あたりの費用(税込)
新型コロナワクチン
コミナティワクチン
(ファイザー社) 
16,500円
65歳以上3,000円
インフルエンザ65歳以上 1,500円
インフルエンザ13〜64歳 3,000円
インフルエンザ12歳以下 2,000円
肺炎球菌(ニューモバックス) 7,800円
肺炎球菌(プレベナー) 11,000円
帯状疱疹(シングリック、不活化ワクチン高齢者) 20,000円
水ぼうそう(水痘)・帯状疱疹(生ワクチン若年者) 7,000円
A型肝炎(エイムゲン) 7,700円
B型肝炎ワクチン(10歳未満)(ヘプタバックスⅡ0.25mL)
(ビームゲン0.25mL)
4,950円
B型肝炎ワクチン(10歳以上)(ヘプタバックスⅡ0.5mL)
(ビームゲン0.5mL)
5,500円
破傷風 3,850円
おたふくかぜ(ムンプス) 5,000円
DT:破傷風、ジフテリア 4,400円
麻しん(はしか) 6,600円
風しん(三日ばしか) 6,600円
狂犬病(PCECV) 14,300円
ポリオ(イモバックス) 8,800円
RSウイルスワクチン
(アレックスビー60歳以上が対象)
27,500円
ガーダシル 18,000円
シルガード 38,000円
※費用はあくまで目安の値段となります。処置内容などによっては多少の変動があります。

予防接種を受ける際に
気を付けること

予防接種を受けられない方

  • 接種するワクチンの成分によって、アナフィラキシー(接種後30分以内に起こる、呼吸困難や全身のじんましんなどを伴う重いアレルギー反応)を起こしたことがある方
  • 重い急性疾患にかかっている方
  • 明らかに発熱している方(37.5℃を超える)
  • その他、かかりつけの医師に予防接種を受けない方がよいと言われた方

予防接種前に
医師と相談が必要な方

  • 予防接種後2日以内に、発熱、全身性の発疹など、アレルギーが疑われる症状が現れたことがある方
  • 心臓、血管、腎臓、肝臓、血液の病気、または発育障害などの基礎疾患がある方
  • 接種するワクチンの成分にアレルギー反応を起こす可能性のある方
  • 過去にけいれん(ひきつけ)を起こしたことがある方
  • 免疫状態に異常があると言われたことがある方、または、血縁者に先天性免疫不全症の方がいる方

予防接種後の注意点

  • 接種後30分間は、ショックやアナフィラキシーが起こることがあります。
  • 接種後30分は、体調の変化がないか当院で待機をお願いします。
  • 接種後1週間は、体調の変化に注意し、腫れが目立つなどの気になる症状が出た場合は、医師にご相談ください。
  • 入浴は問題ありませんが、接種部位をこすることは避けましょう。
  • 接種当日は、激しい運動は避けましょう。
  • その他は、いつも通りの生活を送っていただいて構いません。
  • 接種後に高熱やけいれんなどの異常が出現した場合は、速やかに医師の診察を受けてください。
  • 別の種類のワクチンを接種する場合、一定期間の間隔をあける必要があります。
  • 同時接種を希望される場合も、事前に医師にご相談ください。